1. 概要として
現在、聾唖の方の伝達手段として手話が用いられています。このシステムは手話を解析しながら、 その手話に対応する言葉をオンラインで声に変換するシステムです。
2.入力装置について
米国ポヒマス社製3次元センサーFASTRAKと日商エレクトロニクス社製スーパーグローブを使用します。 両腕の姿勢をFASTRAKで取り出し、指の曲がり具合をグローブで取り出します。 会話中にキーボード、マウスなどの操作はありません。
3.出力について
手話に対応する声の他に、確認のため、手話に対応した文字と手話をしている人間をオンラインで画面に 表示します。人間の表示はスケルトンの線画です。
4.モデルについて
弊社の人間動作解析ソフトCASstationの人間モデルに指を加えたモデルを使っています。 今回、手話を解析している部分は両腕と両手(指)です。人間モデルの寸法は可変ですから 体格の制限はありませんし、変更も簡単です。
5.辞書について
辞書は、一般会話用の辞書や特定用途、例えば勤務先の会社で使われる用語を集めた業界辞書などを 使い分けることができ、手話の種類、数に制限なく会話が行えます。また、手話の動作数についても制限はありません。 複数動作の手話に対応しています。
6.手話と辞書との対応について
手話は指と腕の関節データに置き換えられ、辞書の中にデータファイルとして格納されています。 個人にあった手話、地方々で、定義された手話はそのデータファイルを変更すれば良いこととなります。
7.開発環境と稼働環境について
このシステムはマイクロソフト社製ビジュアルC++を使って開発しました。従って、稼働する環境は ウィンドウズ95です。
8. まとめとして
聾唖の方が、健聴者社会の中で、健聴者と同等の活動ができるようになること、社会としても ただ聞けない話せないというだけのことで、埋もれていた有能な人材を活用出来ること、 HandVoice2はそんな福祉社会へ、少しでも貢献できればと思っています。 福祉社会に向かうこれからの時代、聾唖の多くの皆さんが、貴重な役割を果たせるようになると思います。
9.システム構成
10.価格